3メディアマップ ~Dellケース~
こんばんは。
Webセントリックマーケティングという言葉を、はばからず使い出すようになって、
かれこれ1年半以上、経過すると思います。
講演をさせて頂くと、それなりにお客さまから反応を頂き、関心を持ってもらえますし、
一緒に取り組もうとされるクライアントも出てきました。
特段に新しいことを言っているわけではなくて、
なんとなくみんなが考えていることを、大きな枠組みで整理をしているだけなんですけどね。
とはいえ、やっぱり曖昧模糊としている抽象的な概念ではあるので、
なにか分かりやすい事例を探したいなぁと思って、
先進的なことを一通りやっていそうな会社を調べてみたところ、
Dellがわかりやすかったので、簡単にまとめてみました。
スライドにある通り、Webセントリックマーケティング(最近、社内ではWCMと呼ぶ人も出てきました)を考えるためには、3つのメディアタイプを認識するところから始まります。
## しかし、SlideShareの日本語はひどく崩れてしまって使えませんね。。
- 他社メディア(Third-party media)
- 自社メディア(Owned media)
- ソーシャルメディア(Social media)
企業は、これら3つのメディアを持っており、それぞれにおいて顧客と接する機会がわるわけですから、全体を俯瞰したメディア戦略が必要であると、WCMは説いています。
さらに特に注目したいのは、
- ソーシャル化した自社メディア 例)自社運営の製品開発コミュニティー
- 自社メディア化したソーシャルメディア 例)Facebook内での企業オフィシャルページ
という中間の存在です。
3つのメディアの利用状況を把握するのに、“3メディアマップ”を書いてみると良いと思います。
Dellの事例でマップを書いてみると、如何にDellが網羅的に3メディアを活用しているかがよく分かります。
<3メディアマップ ~Dellケース~>
Dellの場合、他社メディアをトップにして右時計回りで説明すると、
- 他社メディア:新聞広告、テレビCF、バナー、リスティング広告、自社配信アドネットワーク
- 自社メディア化した他社メディア:CNET内の自社ブランドページ
- 自社メディア:コーポレートサイト、ECサイト
- ソーシャル化した自社メディア:IdeaStorm、Dell Forum、Direct2Dell 等のコミュニティーやブログ
- 自社メディア化したソーシャルメディア:Facebook、Twitter、YouTubeの公式アカウント
- ソーシャルメディア:Facebook、Twitterの生活者のクチコミ
- ソーシャル化した他社メディア:Amazonなどのアフィリエート
となり、全てのメディアタイプにおいて顧客接点を作っていることになります。
もちろん、Dellの場合の最終目的地(Final Destination)は、ECサイトです。
どの流入経路からがもっとも効率的に最終目的地に顧客を誘導できるかをトラックし、
効果を最大化していくのがWCMの究極ゴールであります。
ぜひ、みなさんも、自分たちの会社の“3メディアマップ”を作ってみて下さい。
ただ、この3メディアマップは、これだけではまだ完成していません。
続きは、また今度。



